うしさんありがとう

傷があったり、しわが多かったりで使わない革の部分がある。
しかし、ここもちゃんとした革だ。
むしろ、その牛の生き様が表れているような気する。
例えば、しわが多い部分は、「この牛は少しメタボだったのかな。」とか。(違ったら失礼。)
とにかく、牛のことを思えば全部使ってあげることが牛にとっても本望かなと思った。

だからどうにかならないかと、その場の勢いで鞄を作った。
夏だから涼しげにと、物が落ちない程度に隙間をあけて作った。
作っていて楽しかったし、使ってみたら体によく馴染み、体に当たる部分は(魚バッグ同様)ちょっと涼しい。

牛に感謝する気持ちと、宮古島にある牛乳の名前からこの名前にしました。
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